【数学】集合論とか無限とかそういう話
はやしたりなです。
今日、職場で論文を片手に持った元上司から「Cardinalityって何か分かる?」と質問されました。
とっさに、集合の濃度のことだと思いますと回答。
大学院の頃に数理論理学や集合論などに触れていたので、思わず楽しくなってアレやコレやと豆知識などを混ぜながら力説する私。
|0| < |1| < |2| < ... < |N| = |Z| = |Q| < |R| = |C|
みたいな話とかもしてました(|・|は集合の濃度を表すものとして下さい)。
まぁ、論文を読み進める上ではそんなに突っ込んで理解しておく必要はなさそうだったのは秘密です。
仕事の上では、線型代数や微分積分、確率・統計などは放っておいても顔を合わせない日はないのですが、集合論や群論などに出会う機会はそれほど多くありません。
なので、思いがけず旧友に会ったような感じがして嬉しかったのかもしれません。
とは言え、自分が出会う機会は多くないと思っているだけで、抽象的に目の前の物事を見れば、実は頻繁に出会っているという気も十分するのですけどね。
たまには、何かに追われることなく、穏やかな気持ちで純粋に数学と接したいなぁと思った次第でした。